図板
六車さんの現場で図板を見せてもらいました。1階2階と伏図が一度に見られて、わかりやすいですね。作業するみんなが良く理解できるように、ホゾや継ぎ手が絵で描いてあるので、見ていても楽しいです。
図板は、大工さんによって、描き方が違います。
遠山棟梁は、「い」の「1」ばんは右下の隅っこから始めます。いの1番はそこから始まったと言われています。
六車さんとこは、左下の隅っこから始まるようです。
私の設計図は北を上にして、左下隅っこがゼロとして、右方向へ X0 X1 X2 X3 と順に番号をつけ、上方向には、Y0 Y1 Y2 Y3 とします。
X方向、Y方向の建物の立面積から、風圧力の計算をして、必要な壁の量を計算したり、
床の面積から、地震に抵抗する壁の量を計算するので、間違わないように通り芯の番号は、最初から変えないようにしています。
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コメント
私のところも、北を上にして左下隅から始まります。鉄骨やRCの時の影響?で統一。。定規の目盛も左からですし。
大工さんは、みなさんサシガネの向きから右下隅からのようですね。
投稿: あびぃ | 2006年2月20日 (月曜日) 10時46分
そうでしたか。
さしがねから、決まっていたとは知りませんでした。
曲尺は持っていますが、もっぱら模型を作るときのカッターの当てに使っているもので(^_^;)
投稿: 夢子 | 2006年2月21日 (火曜日) 00時05分