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2006年2月 3日 (金曜日)

引田町井筒屋

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tebukuro 引田の井筒屋の商品販売所の2階が、手袋屋さんになっていました。ここで気に入った手袋を選ぶと、指の長さに合わせて、縫い縮め、蒸気を当ててプレスしてくれます。
土曜と日曜日に、職人さんが常駐でその場でイージーオーダーに応じてくれます。
それで、たったの300円でした。
赤いウールの手袋を私の手に合わせて、仕上げてくれました。大切に使っていこうと思います。

この蔵は築260年の大きな蔵です。改修されて綺麗になっています。木組みもダイナミックで、登り梁や中引きの大きさには、圧倒されます。
ここは、柱の上に桁を乗せる方法で、あまり見かけない組み方です。
登り梁を桁に掛けないで直接柱に乗せ、その上に桁を乗せると、垂木の間隔を考えないですみます。兜蟻掛けだと、大垂木の間隔を考えるか敷き桁をもう一つ入れる方法でやるようです。
江戸時代の大工は、いかにして大空間を作るか、長く持たせるかを一生懸命に考えたのでしょう。この建物が、過去何回かの大地震にも耐え、今日ここにあることにとても感動を覚えます。
古い街並みは何度行っても、見飽きません。行く度に新しい発見と感動があります。そして先人に学ぶところがたくさんあります。

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