風水(家相)
家を建てようとするときなどに、鬼門という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
この、少し気になる鬼門を含めたものが家相ですが、もともと中国で発展した考え方で、3000年以上の歴史があります。この考えが我が国にも伝わり、日本の歴史や建物に深く影響してきました。たとえば京都御所を守る為に北東(鬼門)の方角に比叡山延暦寺を建設したのもその一例です。現代でも鬼門(北東)や裏鬼門(南西)といわれる30度の角度内には、不浄な物を置くのは良くないといわれ、トイレ、浄化槽、吐き出し窓や出入り口を設けない、ゴミ箱を置かないなどといわれます。
確かに北東は家の中で一番寒い場所なので、ここにトイレがあると脳卒中の危険性が増すなど、迷信ばかりとはいえない面もありますが、科学的では無いことや俗説も多々あります。占いや方位にとらわれ過ぎると、暮らしにくい家になってしまうこともありますので必要以上の心配は無用ではないでしょうか。
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