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2006年3月 1日 (水曜日)

ついに始まりました

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昨年の3月から打ち合わせの始まっていた。高松市内の築70年のお宅の解体工事が、始まりました。

こちらの施主は、19代続いた宮大工の棟梁のお孫さんに当たる方です。
神社の絵図や見積もり資料など江戸時代からの資料が沢山あり、歴史資料館の方に見ていただいたところ、預かって調査していただける事になったのはラッキーでした。薄い和紙に墨で描いたものは、300年経っていても当時のままで、彫刻の絵図は生き生きとしています。
気づくのがもう少し遅ければ、すべて燃やされてしまうところでした。

このお宅の佇まいを、壊すのは惜しいのですが・・・・・建替えなければならない事情もあり、なるべく建具も部材も再利用したいとの施主の考えに私も賛成しました。建物を調査した限りでは、梁などの部材は、あまり良いものは無く生かし取りするのも費用が嵩むという事でしたが、施主の意向もあり松材5本のみを再利用する事にしました。
部材の取り置きは大工さんに、建具の加工修理は建具やさんにお願いしました。新居に使えない建具は、古材を扱っている材木屋さんに引き取ってもらう事が出来ました。

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蔵の中には、古い道具が残っていました。この墨で描いたマークが、棟梁の道具箱にいくつも描かれています。
なかなか、しゃれた面白い絵ですね。

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