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2006年5月26日 (金曜日)

文様「家紋」

 日本の文様と言うと、真っ先に思い浮かぶのが家紋です。自然の石や植物を図案化した物、動物や道具の形を表す物などその種類は多種多様で、驚くほど優れたデザインの物が数多くあります。
家紋の起こりは11世紀前半(平安時代)貴族たちが使用した牛車に好みの紋様を描いたのが始まりと言われています。その後、公家社会・武家社会と時代は流れ、家柄や家紋を子孫が受け継ぐようになりました。格式の高い家や寺などの瓦には、万十瓦に家紋を入れて製作してある物も見られます。今でも紋付の着物を作る時は、家紋を染め抜き正装とします。自分の家の紋をのれんや風呂敷に染め付けて身近で使うような、そんな粋な暮らしをしてみたいものです。

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