自宅の仕事場
自宅を仕事場にしている方は、仕事時間と、家事や子育てに関わる時間の気持ちの切り替えをする必要があります。敷地に余裕があれば、別棟にするか渡り廊下でつなぐことも出来ますが、そうでない場合は、間取りの工夫でスペースの切り分けが必要になります。
事務所や作業場以外に来客が気兼ねなく使えるようにトイレとミニキッチンなどの設備を用意します。水周りを共有にすると私的なスペースのプライバシーが見えてしまいますので、分けた方がいいでしょう。1階を仕事スペース、2階を居住空間とするのもいいですね。主婦が仕事を持っているとどうしても家事負担が重くなりがちです。キッチンをアイランド型にしたり、近くにユーティリティーを配置し、家族みんなが家事を分担しやすい工夫も必要です。
時には子供が仕事場の隅で、宿題をすることもあるでしょう。住まいに仕事場がある暮らしは、時間の区切りをつけにくいなどの欠点もあります。しかし、子供の成長や家族の様子を近くで見ながら仕事を続けられるのはとても幸せなことだと思います。
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