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2007年3月 2日 (金曜日)

土壁ネットワーク

耳なれない会ですが、この会は、香川県内の伝統的な工法としての竹小舞土塗り壁の材料や構法などを新たな視点から見直し、次の世代に引き継いでいく活動をしています。メンバーは、設計者、工務店、職人さん、材料店さんなど30数名です。

昨年、会では香川県建築士会の助成を得て四国職業能力開発大学校との共同研究を実施しました。県内各社の壁土の強度試験を行い、地震に対してどれほどの強さがあるのかを確かめる為に今年2月には幅 1820高さ2730の土塗り壁の実大破壊実験を行いました。(報告会は3/31大学にて実施します。)伝統的工法の土壁はきちんと施工すれば、変形に対してとても粘り強く、地震から人の生命を守るという大きな役割をきちんと果たすものであることが実験により実証できました。

他県では職人がいなくなり小舞の土壁は出来ないとも聞きます。香川県には、まだまだ腕のいい職人さんがいらっしゃいます。土壁は、乾燥が大切なので工期が長くかかりますが、一生住み続ける家ですから数ヶ月余計に待つことを楽しんで欲しいと思います。美しい土壁と、家族の安全や健康が手に入れられるのです。そしてこの壁を息子や孫の時代にも選択肢として残して欲しいと思っています。

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