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2007年11月26日 (月曜日)

高松って

香川県歴史博物館に行ってきました。
   「海に開かれた都市」の特別展を見たくて。

近年の発掘調査によって、900年前の香川の姿が、明らかになって来た。
瀬戸内海は古くから海上交通の大動脈であった。高松には、野原、潟本、香西に3つの港があり古くは、平安時代から塩の積み出しや土器瓦器などの輸入される港であった、港は自然地形を生かし、海岸線に板石を敷き並べて船着場とした。

 15世紀ころの野原の絵
File0053_4   

これを見ると、香東川がまだ、栗林公園の横から東と西へと流れている。
屋島は、島であり福岡町の辺りは、まだ海の真ん中だ。
400年前、香東川を鮎滝のあたりから、紫雲山の南を通るルートに変更したと聞いている。
うちの事務所の地盤は、砂地らしい。元は川だったようだ。
地震が来たら、液状化するかもしれない。もしかしたら、温暖化で浸水し、この絵は50年後?の高松になっているかも (T_T)

この地形は、津波浸水予想図や、地下水脈と密接な関係にある。そして、地盤改良や補強の必要な地域ともほとんど同じと言っても過言ではないくらいに重なる。

当たり前なんだけど、不思議で面白い!!

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投稿: みんな の プロフィール | 2007年11月27日 (火曜日) 12時28分

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