« 古材 | トップページ | お庭 »

2008年6月 5日 (木曜日)

竿縁

天井板を押さえる、竿縁のデザインが決定

P1080121

このへこんだ方を、下から見上げるようになります。

奥さんこだわりの細かいディテールです。

P1080125

外付けサッシの外枠が付きました。

P1080126

土壁はもうすっかり乾いて、とても固くなりました。
土壁の地震時初期剛性は、壁の硬さで決まります。その後、内部の貫、楔、込み栓など木部の接合箇所のつぶれこみで倒壊を防ぎます。
貫が、柱を貫通することで、粘りのある構造になります。柱1本に3箇所の貫、6箇所の楔が効いて1/6まで傾いても倒壊しないでしょう。

壁に不思議な模様が出現しています。下地の間渡し竹にわら縄を巻いた位置に見えます。土の成分に鉄分が多く含まれていたのかも知れません。土のかぶり厚さで乾燥の時間が変わったからだと思われます。

この土は、香川県高瀬の小西建材の土です。高瀬は昔から、良い粘土が取れることで有名です。瓦や土管など焼き物も多く作られ、江戸時代より讃岐は、陶器を生産し港から出荷していました。今も、高松市の寿町の近く(元の港)では、陶器の破片が多く発掘されています。

高瀬で取れる粘土は、良質で高知県の左官さんがわざわざ買いに来るそうです。土壁にすると非常に粘りがあり、花崗土や砂・藁を混ぜ左官さんの塗りやすい粘りに調整して使います。

|

« 古材 | トップページ | お庭 »

古材の生きる家」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/108659/41433894

この記事へのトラックバック一覧です: 竿縁:

« 古材 | トップページ | お庭 »