活動報告

 

川口洋子が取り組む!-様々な活動

 

シックハウスや耐震問題など、今日本の住環境は必ずしも良い状態とは言えません。
皆さんは、外材を使った安価で短期間で作られる家で安心して暮らせますか?その土地の木や土を使うことで、その土地の気候風土に適した住宅を作る事ができる、と私は考えています。
それを実証したり、考えを広く知っていただくために様々な活動に取り組んでいます。

 

 

かがわ木造塾

 

香川県建築士会 かがわ木造塾
2010年度より住宅などの木造建築についての講座を開催します。
木材・計画・構造・環境・施工など、各分野の第一線で活躍されている講師の皆様をお迎えし、木造建築に取り組む技術者や学生が、良質なものづくりのための幅広い知識や技術、先進的な取り組みや最新の情報、複雑化する法令や制度への対応などなどを学び、実践に生かすことができるスキルを身につけるための講座です。

 

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香川県建築士会 かがわ木造塾 http://kagawakenchikushikai.com/wooden/

 

事務局:761-0113  香川県高松市屋島西町1748

    小野建築事務所内

    TEL:090-7628-0122

    FAX:087-841-0327

    Email:tm-ono@arion.ocn.ne.jp

 

 

 

建築士会の女性委員会・副会長の活動

 

平成14年より4年間女性委員会の委員長を務める。

 

    五名で草木染に挑戦       五名で草木染に挑戦    
   
    直島美術館研修旅行       直島美術館研修旅行       

 

松ぼっくり小屋製作しました。

高松市西植田町にあるどんぐりランドの中にあります。

  
シックハウス症候群(化学物質過敏症)、アトピー性皮膚炎、アレルギーなど現代社会には、昔は考えた事もなかった病気が蔓延しています。今、建築の世界でも、自然の素材を見なおす時代になっています。
地産地消、リサイクルなど環境を考えた時、木、土、竹、わら、紙などで作られている古い民家を思い出しました。

 

松ぼっくり小屋

これこそ、究極の自然素材住宅!
しかし、自然派住宅と宣伝していても、小舞土壁のある新築の建設現場は、今はほとんどありません。
効率主義、工期短縮を追求する建築工事からは、土壁はやっかいものにされ、技術のある左官職人さんの技も知識も伝えられず、無くなりかけています。土壁は、乾燥が大切なので建設には時間がかかります。しかし、断熱効果、防音効果はすばらしいし、呼吸する素材なので、結露も化学物質もありません。

 

何とかしてこれを、みんなに知って欲しいと思っていた時、雑誌の記事が目に止まり、松ぼっくり小屋作りをやってみたいと思いました。建築士の仲間に話したところ、やりたいと言う若い子達が結構いるんです。
あまり難しい技術は必要ない物なので、子供でも楽しめる事や、力仕事を手伝ってくれると言う男性、材料の調達も何とかなりそうなので、実行に移しました。やるからには、何より自分が楽しくなくちゃ。

15年たち、屋根の痛みが目立ってきたので、補修しました。内部に子供たちが遊べるように椅子なども製作しました。

まだまだ、子供たちの遊び場として使ってくれそうです。

活動の様子1 活動の様子2 活動の様子3