カテゴリー「建築」の10件の投稿

2017年7月21日 (金曜日)

全国女性建築士の大会

東京で大会があったので、ついでに行きたかった所を

あちこち見て回りました。
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東京ってのは、すごいもんがあるなあって、改めて関心。
電車の速さと、便利の良さ。
やっぱり田舎とは、流れる時間の速さが違う気がした。

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2012年12月10日 (月曜日)

伝統建築

高知で伝統建築の講演会があり聞いてきました。

伝統的構法の設計手法作成及び性能検証実験検討委員会が実施したセミナーで、日本全国6カ所キャラバンツアーの高知県・竹林寺での実施でした。

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五台山竹林寺は四国霊場第31番札所。本堂は1644年建築、国の重要文化財です。セミナーは江戸時代初めに建てられた客殿にて開催されました。セミナーに先立ち(開始時間連絡手違いにより早く着いた人に)、名古屋工業大学教授の麓和善先生が、その部屋の壁・修復間違い部分の指摘や柱鴨居の面落ちの納まり、襖建込の時代による考え方など、面白いお話をお聞きできました。
ラッキー(*^。^*)

時代により考え方が変わり、それに伴い仕様も変更して行った建築の歴史は面白いですね。何気なく見ている物が説明して頂くと、目からうろこ(@_@)
最近、歴女が多いのも解ります。1

講義は伝統的工法の設計法・事例調査・知恵と工夫・現状とこれから。
限界体力や時刻歴応答の計算なしで、石場建ての住宅が建てられるようになる。そうなる日を願ってやまない、ほんとに真面目で伝統建築が大好きな建築関係者が100人近く講義を聞きに来られていました。

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検討委員会が実大実験までして報告・提案を作って国土交通省に基準法の中に位置づけを提案しているのに、建築学会が2013年伝統的木構造に関する解説テキストを発行するらしく、ダブルスタンダードになるかもって

東大と京大の派閥争いが、伝統的建築の研究分野でも起こっているような・・・・・地震に粘り強く耐えて今に残っている日本の建築文化を現代の住宅に生かせる方法は、まだまだ遠い気がしました・・・

栗林公園の菊月亭や玉藻公園飛雲閣のような開放的な建築は、今の建築基準法では建てられない。

残念

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2011年1月26日 (水曜日)

岡山の後楽園

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1階は、戸袋のみ。2階には上がれませんでしたが、茶室なんじゃないかな

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中央に石が配置してあって、水が流れている趣向です。

来客をもてなした場所のようです。冬以外は、景色のいい庭でお茶するのは最高だろうなあ

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遊び心満載の楽しい空間

今度はどんな趣向を凝らそうかと、作る方も楽しいだろうな

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2010年11月 1日 (月曜日)

建具と塀

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佐賀で見つけた建具の引手  書院の天袋の小さなもの。なんの形だろう茶釜かなあ 

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こちらの戸は、明治から大正にかけて作られた建物の庭にありました。

しゃれっ気があり、楽しくなります。 ちょっとなら覗いてもいいよって(*^_^*)

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2010年10月25日 (月曜日)

面白い

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土壁外壁のしゃれたデザイン。

透明なガラスビンを埋め込んで明かり窓に、庇には丸瓦を埋め込んでいます。

楽しい(*^_^*)なあ。こんなんやりたい 

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道端にひっそりと佇んでいるけれど、なかなかのもんです。この木の近くにありました。

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樹齢3000年と言われている楠木です。

人間は、なんてちっぽけなんでしょう。

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2010年6月 1日 (火曜日)

左官の技

5月、左官の友人がしている豊浜の蔵の現場を見せてもらった。

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この蔵の下半分は、これから「なまこ壁」製作に入ります。

上部の漆喰は今から砂漆喰を施工予定 
 

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この庇の重厚なこと、木の柵も漆喰で塗りこめるそうです。

屋根にはかなりのむくりがついている。

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出来上がれば、こんな風になる。過去の施工事例の蔵も案内頂いた。

きれーーーーーい。

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こんなに手の込んだ窓庇は見たこと無い。

今も、普通にこの仕事が残っている(文化財じゃなく)ことが、とても嬉しくて
香川県も捨てたもんじゃない!!

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2010年5月11日 (火曜日)

かわいい蔵

知り合いの左官さんが、最近壁のリフォームを

仕上げた蔵があると聞いたので、見に行きました。

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まだ、土佐漆喰が塗りたてで、黄色見を帯びていますが、とっても上品で

かわいい蔵です。軒の意匠が結構凝っていて、子庇も面白いです。

ガラス窓周りの飾りといい、しっかり手間の掛かった美しい蔵です。

大切に使っている施主がいる、こんな建物を見せていただけるのはとても嬉しいことです。

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2010年3月 8日 (月曜日)

法然寺

法然寺五重塔建設 見学

上棟し、屋根工事にかかった所の五重塔建設現場の見学会に参加しました。

仮囲いの中は、ヒノキの香りでいっぱい

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最上階は まだ野地板、総ヒノキ造りだけど屋根の野地板はやっぱり杉板なんだ

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瓦は 奈良産

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黒漆喰の上に本瓦を乗せて行ってます。

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水戸から来られた高松藩主、松平頼重公のお墓を守る菩提寺だから
葵の御紋です。

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それにしても、すごい木組みです。どうなっているのか見ただけでは理解できません。

昨年秋見学に来た時、千年続く金剛組の20代の大工達が組んでいました。
日本の建築文化は継承されていくんだなあと、感激しました。

竣工は、来年2月。3月に落慶法要が営まれる予定です。
とっても楽しみです。

 

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2007年1月29日 (月曜日)

事務所の近くに

香東川の川沿いに御殿浄水場があります。ここは水道資料館として
一般開放されています。見学は無料です。


うちの事務所から、車で10分と掛からない場所です。
子供の頃は、よくこの近くの河原や土手に遊びに行っていました。めだかやおたまじゃくしを取ったり、土手で土筆を探したりしました。今でも河川敷には桜の名所があり、たくさんの花見客で春はにぎわいます。
でも冬は川の水も少なく、ひっそりした雰囲気です。

建物は、大正モダンで、腰まではレンガ上部は木造です。ブルーグレーのペンキの色がアクセントになっていて、さわやかで素敵な印象です。
内部もなかなか見ごたえがあります。

この中に、江戸時代の絵地図があり、お城の周りの上水道施設などが描かれています。これを現在の地形と見比べて見ると、ずいぶん埋め立てて陸地が増えているのがわかります。元、海だったところは地盤が弱いだろうなあって思ってしまいました。

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2006年4月16日 (日曜日)

知事公舎2

知事公舎は入り口付近の会議室のみRCですが、それ以外の住宅部分はほとんどが木造です。ほんの一部子供部屋のみ2階建てで、後は平屋の広い建物です。

お庭の手入れもされず、草ぼうぼうです。 随分、雨漏りの後もありました。Img_5116

木造部分の小さな窓にも、すべて桟に銀杏面の面取りがしてあるほどの、気を使った建物です。

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こんなかわいいガラスの落書きを見つけました。

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