カテゴリー「古材の生きる家」の35件の投稿

2008年11月23日 (日曜日)

天井

和室周りの天井完成

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こちらは、和室8帖の天井

下は、広縁です。

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そして、玄関の天井

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杉の木目が まるで、命を得て踊っているようです。

嬉しくて楽しくて、笑いかけているようにも見えます。

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和室

和室の造作が始まりました。

縁側に床板が張られています。この床板は、以前の古家の縁側1間幅に張られていた松の板です。

この板は、多分これで3度目の家になるんじゃないかな。何十年と使われて、また削り直され、命を与えられて生かされます。

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こちらは 天井板です。

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無垢の杉板天井は、なかなか材木やさんの倉庫から出荷できずに、随分この時を待っていたかのようです。

もうすぐ、天井に張られ命を与えられ、輝きだすでしょう。

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鴨居は、下がらぬように左右からボルトで締め付けています。

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初めて見たときに、思わず大工さんにこれは何ですかアと聞いてしまいました。

形からすると、長押し。

やっぱり長押しでした。裏から鴨居にビス止めするのです。綺麗に三角に切り込まれドリルで穴を開け、ビスも整然と並び、和室のしつらえになるのを待っています。

裏から見ても、すごく綺麗です。丁寧にカンナを掛けられ、キラキラと光っています。

見えないところにも、こんなに気を使って仕事してくれる大工さんって、どれほどいるんでしょうか? こんなに丁寧な仕事を要求する現場が、今どれだけあるんでしょうか?

棟梁は、この仕事を自分の先輩棟梁から教わったと言っていました。

いいなあ、私も大工になりたかったなあ。この次生まれ変わったら、きっと大工になるぞ・・・

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壁塗り

中塗り開始

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丸太の周りは、とても細い鏝で丁寧に土を塗っています。

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浴室内は、ヒバの板を貼ります。

下地のルーフィングが貼られています。腰から下は、白いタイル貼りの予定です。

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こちらは、洗面脱衣室です。

ヒバの板がおとなしい印象です。洗面流し周りのカウンターは白いタイル貼りになります。

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2階の地袋

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2階の窓際に地袋が4間半の間口いっぱいに設置されました。

山一木材さんで、施主自ら選んだ天杉の1枚板を2枚使います。

寸法が少し足らなかった為、施主手持ちのケヤキ板を中央に配置しました。
少し奥行きが深く、パソコン文デスクとして使います。

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2008年10月17日 (金曜日)

シンポジウム

建築士会の10月号瓦版に

シンポジウムが掲載されていました。よく見ると、K邸のご先祖宮大工さんの仕事に関する内容でした。

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久保田さんとは2005年3月からお付き合いが始まり、古家と蔵を壊して、新築されることになり、お手伝いさせて頂いています。

設計途中で古い図面が沢山あること、処分に困っていること(少しづつ風呂焚きで燃やしていること)を知り、驚いてすぐに歴史資料館に連絡したところ、見に来て頂きました。

残っていたもの(和紙に書いた図面や材料見積もりのような物・道具類など)詳しく調べたいのでということで、ほとんど全てを引き取って頂きました。
もう少し、早く気がつけば良かったのですが、灰になった物もありそうです。残念

日本で宮大工として19代も続いた家柄は、他にないそうです。日本全国を又にかけて活躍した大工が香川県にいたなんて知りませんでした。
香川の大工はすごいんですね。

シンポジウムぜひ聞きに行かねば!!

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2008年10月13日 (月曜日)

階段と下駄箱の板

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桧板の階段が本日完成、現場には桧の香りが立ち込めています。

素晴らしい香りの洪水とその光に、圧倒されます。

すぐに掃除機を掛け、養生に包まれます。次にお目に掛かれるのは

最後の美装の時です。

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このケヤキの板を下駄箱の天板に使います。

施主自ら、山一木材さんで選定しました。

これに拭き漆が掛けられ、西山建具店にて下駄箱に生まれ変わります。

飛び切り上等の材料が、飛び切りの仕上げを施され、飛び切りの職人により

作りつけられます。

孫子の代まで、この家に100年住み続けることを念頭においている施主の選択です。

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9月の様子

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玄関框が取り付きました。ケヤキの1枚板です。とても綺麗です。

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外部の足場も外れ、家の外観が良くわかるようになりました。

外部、土佐漆喰を塗るのは、もう少し先になります。白壁になると

家の表情がずいぶん変わるでしょうね。

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2階の間仕切り、桜の敷居が綺麗です。

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2008年9月17日 (水曜日)

配線

配線終了

くねくねと いろんな色の管が P1080900

まるで生き物のようです。

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2008年8月18日 (月曜日)

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床の下地根太が施工され、いよいよ床張りが始まります。

おっとその前に、2階床に施工する電気配線の最終打ち合わせです。

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2008年7月25日 (金曜日)

外壁2

ほぼ、外壁を張り終わりました。

徳島の焼き杉板、一度焼いた杉板の炭を掻き落とし、ブラック塗装したものです。

これだと、炭の真っ黒い粉が飛ばず、大工さんもカッパや防塵マスクをしなくても施工できます。
焼きっぱなしの方が耐用年数は少し長いかも知れませんが、炭が落ちなくなる間の数年間、雨の日の壁の汚れや、通行時に炭が着いたり、洗濯物への飛散などを気にしなくて済みます。

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足場は、お盆過ぎに撤去できる予定です。

年内には完成予定

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