2005年松ぼっくりの小屋制作
ドングリランドのトトロ村!
2003年から取り組んでいる、松ぼっくり小屋製作の活動報告です。
2005年の秋、「わらと土と板で作る松ぼっくり小屋製作」として、建築士会女性委員会主催で、ワークショップを行いました。
ドングリランドのトトロ村!
コンセプトは、遊ぶ・みんなで作る・知る
遊ぶ・みんなで作る・建物の成立ちを知る(竹・藁・土・木)
遊ぶ・みんなで作る |
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身近にある自然素材で「作ることの面白さ」「みんなで共同作業する楽しさ」を体験する。 昔の人の知恵、工夫を聞く。 |
竹 |
しなやかに曲がり、そして強い。 土壁の中の小舞に使う竹は、真竹である。切る時期は秋の彼岸を過ぎた闇夜(新月)の頃でなければならない。(成長が止まり虫が食わない) |
わら |
米の収穫が終わり出来た藁は大切な資源であり、建材でもあった。 わら縄やむしろを編んだ。建築では壁の下地や屋根の葺き替えに使う。 秋、村人は協力して家を作りそして修復した。 壁土の中に切って混ぜ込み壁に粘りと強度を持たせる役目もあった。 |
土 |
田んぼの表土の下には水に強い粘土があるらしい。その土に藁すさを混ぜこみ数ヶ月かけて壁土を作る。その昔、土は施主が用意するものだったそうだ。 土を取った後の穴には籾殻を満たして芋の貯蔵庫にしたのかも知れない。 |
木 |
建物の骨組みとなり、床板や戸になり人々の暮らしに役立った。 木にも切り旬があり、成長が止まった秋に切る。大工は年輪を読み、木が育った場所、方位、癖を読み適材適所に使った。 |
経験を重ねた左官職人や大工棟梁を呼んで技術指導して頂く予定。 昔の左官の技や、木の事、竹の事、土の事そして建築の事や生活の事などを話してもらいたい。その事が今の暮らしのヒントになるかも知れない。 土の良さ、左官のおもしろさ、職人とは などなど
場所
フォトギャラリー
実施の様子はブログでお伝えしていました。
2005/10/02
2005/10/15
2005/10/30
2005/11/18
2005/11/27
2005/12/18
12月にこんなに雪が降るなんて、いったい誰が想像したでしょう。
どこもかしこも、雪で真っ白。綺麗な雪景色でした。 お陰で、今日の作業は中止です。
道の上に点々と小さな動物の足跡がありました。あれは、何の生き物だったのか?
どこもかしこも、雪で真っ白。綺麗な雪景色でした。 お陰で、今日の作業は中止です。
道の上に点々と小さな動物の足跡がありました。あれは、何の生き物だったのか?
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2006/1/8
杉の木の皮を、屋根に貼ります。
一昨年に丸太から皮を剥いて置いてあったものです。屋根が良い雰囲気になりました。
皮の量が足らなかったので、今年またどこかで調達しなければなりません。
この日のドングリランドも雪でした。
雪合戦もできました。
お昼に、ドングリランドでぜんざいをしてくれて、おいしいお餅を頂きました。 感謝
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